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留学ビザから就労ビザへの変更・完全ガイド|5つのステップと「専門家に依頼 vs 自分で申請」徹底比較

留学生が日本の企業に就職して正社員として働くためには、現在の「学生として勉強するためのビザ(留学)」から、「社会人として働くためのビザ(技術・人文知識・国際業務など)」へ切り替える「在留資格変更許可申請」を行う必要があります。

本記事では、スムーズに入社日を迎えるための手続きの流れ(5つのステップ)と、行政書士などの専門家に依頼する場合・自分で申請する場合のメリット・デメリット比較を、ビザ専門の行政書士がわかりやすく解説します。2025年12月に始まった「提出書類の省略」の新ルールや、成立した手数料値上げの最新情報も踏まえてお伝えします。

📋 この記事でわかること

  • 留学から就労ビザへの変更手続き・5つのステップ
  • 2025年12月開始「提出書類の省略」新ルールの内容
  • 4月入社に間に合わせるための申請期限
  • 「行政書士に依頼」と「自分で申請」の費用・許可率・手間の比較

第1章:留学生から就労ビザへの変更手続き・5つのステップ

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要件の確認(事前のチェック)

就労ビザへの変更が認められるためには、以下の条件をクリアしている必要があります。

  • 専攻と業務内容の関連性:大学や専門学校で学んだ専攻内容と、入社後に担当する実際の業務内容が論理的につながっていること
  • 単純労働の禁止:専門的な技術や知識が必要な業務であることが求められ、工場でのライン作業や飲食店の接客といった単純労働は認められない
  • 過去のアルバイト状況:留学中に「週28時間ルール」を超過(オーバーワーク)していた場合、不法就労とみなされて不許可になるリスクが非常に高い
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必要書類の収集・作成(★新ルールの活用)

本人と企業で協力して書類を集め、審査官を納得させるための「採用理由書」を作成します。

🆕 新ルールで書類が省略可能に(2025年12月1日〜)

「留学」から「技術・人文知識・国際業務」または「研究」への変更申請で、①日本の大学・大学院・短大を卒業(予定)の方などは、企業の決算書類や法定調書合計表といった手間のかかる書類の提出を省略できる特例が始まりました。

※派遣形態での雇用は対象外です。また、書類が省略できても、専攻と業務の関連性・報酬額などの許可要件そのものが緩和されるわけではありません。利用時は入管指定の様式(提出書類省略に関する説明書)の添付が必要です。

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出入国在留管理局(入管)への申請(★期限に注意)

書類が揃ったら、入管へ在留資格変更許可申請を提出します。

📅 4月1日入社を目指すなら「1月末まで」に!
例年1月から3月にかけては留学生の申請が殺到するため、4月からの就労に審査を間に合わせるには、1月末までに申請を行うのが鉄則です。

⚠️ 留学ビザの期限が先に切れる場合:いきなり変更申請をしてはいけません。卒業まで学校に通う場合は、先に「留学ビザの期間更新」を行ってから、就労ビザへの変更手続きを進めてください。

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入管での審査

審査期間中は、基本的に結果が出るのを待ちます。「4月に間に合うか」と入管へ直接電話で問い合わせても個別の状況は回答してもらえず、かえって審査業務の遅れにつながるため控えましょう。万が一、追加資料の提出通知が来た場合は、速やかに対応します。

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許可・新しい在留カードの受領

無事に審査が終わると、入管から通知ハガキが届きます。

  • 卒業するまでは受け取れない:ハガキが卒業式より前に届くことがありますが、新しい就労ビザを受け取るには「学校を卒業した後」に、学校発行の「卒業証明書」を持参して入管窓口に行く必要があります。
  • 手数料の納付:許可時に手数料を収入印紙で納付します。現在は窓口申請で6,000円、オンライン申請で5,500円です。

第2章:【徹底比較】行政書士に依頼する vs 自分で申請する

就労ビザへの変更申請は、企業や外国人本人が「自分で行う」ことも、「行政書士などの専門家に依頼する」ことも可能です。それぞれの違いを3つの観点から比較してみましょう。

比較① 費用と「不許可時の金銭的リスク」

自分で申請:行政書士への報酬が発生しないため、かかるのは入管に支払う手数料(印紙代)などの実費のみです。

行政書士に依頼:専門家への報酬(案件によりますがおおむね10万円前後〜)が別途かかります。

【重要】在留資格の手数料が大幅値上げへ(改正入管法が成立)

2026年5月に成立した改正入管法により、在留資格変更・更新の手数料は許可される在留期間に応じた段階制へ引き上げられる見込みです。報道によると、在留期間3ヶ月以下は1万円、1年は3.3万円、3年以上5年未満は6.4万円、5年以上は7.5万円という金額案が示されており、永住許可申請は現行の1万円から約20万円になる見込みです(正式な金額は今後政令で確定。2026年度中の施行が予定されています)。

手数料が高額化すると、自分で申請して「不許可になったから再申請する」というトライ&エラーは、金銭的に大きな痛手となります。最初の申請で許可を得るために専門家を活用する費用対効果は、これまで以上に高まっています。

比較② 書類作成の質と「許可される可能性」

自分で申請:「大学の専攻と職務内容が合っていない」「採用理由が抽象的で単純作業を疑われる」といった理由で不許可になるケースが後を絶ちません。入管の審査基準を理解していないと、論理的な説明が不足しがちです。

行政書士に依頼:審査官を納得させるための論理的な「ストーリー設計」を行います。学生時代のシラバス(講義内容)と実際の業務をリンクさせ、詳細な理由書や職務内容説明書を作成することで、不許可になる典型的なリスクを事前に潰し、許可の可能性を高めることができます。

比較③ 時間と手間

自分で申請:複雑な入管のルールを調べ、膨大な必要書類を収集・作成しなければなりません。また、平日の日中に入管の窓口へ足を運び、長時間待つ必要があります。

行政書士に依頼:申請書類の収集や作成を代行してもらえるだけでなく、「申請取次」の資格を持つ行政書士であれば、本人や企業担当者に代わって入管への申請や窓口対応を行うことができます。オンライン申請にも対応しているため、時間と手間を大幅に削減できます。

まとめ:余裕を持ったスケジュールと確実な準備を

留学生の就労ビザ変更は、新ルール「提出書類の省略」の拡大により一部の手続きは簡素化されました。しかし、審査の厳格なポイント(専攻と業務の一致など)が変わったわけではありません

費用を最小限に抑えたい方で、ご自身の経歴や職務内容が入管の要件を満たしている確証がある場合は、ご自身での申請も選択肢となります。一方で、今後の手数料値上げを見据えて「無駄な出費や不許可を避けたい」場合や、4月入社までのスケジュールに余裕がない場合は、早めに専門家へ相談することをおすすめします。

💬 「内定はもらえたが、自分の専攻でこの仕事のビザが取れるか不安…」

💬 「留学生を初めて採用するが、会社側で何を準備すればいいかわからない」

💬 「アルバイトを掛け持ちしていた時期があり、審査に通るか心配だ」

このようなお悩みをお持ちの留学生ご本人様や、新卒採用を行う企業のご担当者様は、申請期限が迫って慌てる前に、ぜひお早めにビザ申請の専門家にご相談ください。

留学生の就労ビザ変更のご相談はSEED行政書士事務所へ

要件の事前チェックから採用理由書の作成、申請取次による入管への申請代行まで、
ビザ専門の行政書士が4月入社に向けたスケジュールを踏まえてサポートいたします。オンラインでのご相談にも対応しています。

お気軽にホームページの問い合わせからご相談ください →

SEED行政書士事務所(福岡市中央区)

特定行政書士・申請取次行政書士 森本智恵子

ホームページ:https://seed-gyosei.com/

mori.connect.gyosei@gmail.com

就労ビザ、配偶者ビザ、永住ビザ、帰化申請、特定技能ビザなどの申請・更新・変更に関するご相談は、福岡市中央区のSEED行政書士事務所にお任せください。
対応エリア:福岡市(中央区・博多区・東区・南区・城南区・早良区・西区)、糸島市など。
オンライン相談により、遠方の方のサポートも可能です。
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著者
特定行政書士 森本 智恵子
SEED行政書士事務所
福岡市中央区

福岡市中央区を拠点に、数多くの外国人の方々の「日本で暮らしたい」という夢をサポートしています。ビザ申請は、単なる書類作成ではありません。お客様お一人おひとりの人生の節目に立ち会う仕事だと考え、親身かつ迅速な対応を信条としています。
複雑な案件や不許可からの再申請など、専門的な知識が必要なケースも法的知見から最適解をご提案します。難しい言葉を使わず、分かりやすく丁寧な説明を心がけておりますので、初めての方もどうぞご安心ください。

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